こんにちは!パーソナルトレーナーの圭です。
ダイエットをしている方。沢山いますよねー!
特にそれを目的でジムに入会する人なんか沢山いるかと思います。
今日は有酸素運動と無酸素運動のお話をしますよー!
ジムに入って何をすればいいかわからないとき、
「とりあえず歩くか!」
的な感じでトレーニングってスタートする人多い気がします笑
実はこれが、全然結果が出ないという…
「え、有酸素運動って痩せないの?」
簡単にですが、有酸素運動のメリット、デメリットについて解説します。
有酸素運動のメリット、デメリット
ダイエットが目的で有酸素運動をするには、メリットもデメリットもあります。
あくまでもダイエット重視の記事となります!
・メリット
- その場限りダイエット効果はピカイチ有酸素運動はスタートより約20分経過したあたりから、脂肪燃焼効果は最大まで高くなります。
歩けば歩くほどみるみる燃えてきますよー!
20分経たないと燃えないの?という疑問が浮かびますが、その前にウェイトトレーニングをしているとアドレナリン等が働き、最初の1分から脂肪燃焼効果が期待できます!
しかしやめた瞬間に、脂肪燃焼は収まります。 - ミトコンドリアの活性化
人間はATPというエネルギー源をもとに活動をしています。
ミトコンドリアはATPを作り出す工場のような役割をしている共同生命体です。
日頃、デスクワークなどで全く動かない方は、ミトコンドリアの活動が悪くなる場合があるので
1日20~30分程度の有酸素運動は健康にも良いですし、ダイエットにも良いです!
デメリット
- 疲労が蓄積しやすい
有酸素運動を行うと、体内で活性酸素が増えます。これが原因でより疲れやすい体になります。
痩せようと沢山有酸素運動を行うと、積もり積もった活性酸素により倦怠感が生まれます。
これはウェイトトレーニングによる無酸素運動ではなかなか得にくい疲労感です。
疲労をきっかけにダイエットが続かない等があっては本末転倒なので、程よく最低限に行うことを基本的には私は薦めます。 - UCPの減少による永続的なダイエット効果の低下
体内にはUCP(脱共役タンパク質)という体温を担うタンパク質があります。
これは体の非ふるえ熱産生という体温調整をしているエネルギーの発生に大きく関わる物です。
(豆知識:寒い場所で体が身震いをして体温を上げるのを、
ふるえ熱産生といいます。体の熱産生の方法は主にこの2つです。)
基本的な体温が下がると、体は上手にエネルギーを使えません。
代謝が落ちているということです。
有酸素運動は代謝を上げるイメージがありますが、そうではないんです。 - そもそも消費カロリーが少ない。有酸素運動で消費するカロリーは、たかが知れているという現実があります。
ウォーキング1時間で約150~350kcalを消費できますが…
脂肪を1kg落とすには約7200kcalの消費カロリーが必要です。
20時間のウォーキングでやっと1kg脂肪が減れば良い方。という感じですね。
結論
メリットもデメリットもある有酸素運動ですが、
基本的にはウェイトトレーニングと組み合わせて、定期的に程よく行うのがおすすめです!
「筋トレはよくわからないし有酸素運動だけをやる!」
これはなかなかダイエットを遠ざけてしまいます。
是非参考にして、トレーニングメニューを決めてみてくださいね!
それではまた!
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