『赤身の肉には、鉄分が豊富で食べると貧血予防になる』
と聞いたことはありますか?
赤身肉とはすなわち、牛、豚、羊など哺乳類の肉を広く指す語
実際これってどうだと思いますか?
私にもある程度結論があるのでシェアをしますが…
【結論】
貧血に赤身のお肉は効く。でも注意したいポイントがある。
赤身の肉は栄養豊富なのは事実です!間違いありません。
しかしそれに対して好ましくない効果・欲しくない栄養、及び有害な物質も多く含んでいます。
いくつかシェアしますね。
赤身肉のデメリット
①発がん性
赤身肉はIARC(国際がん研究機関)によって発がん性が認められています。
主に発がん物質として指摘されている物質には
ヘム鉄
n-ニトロソアミン
ヘテロサイクリックアミン
等が挙げられます。
ヘム鉄は赤身肉に含まれる鉄の種類ですが、これにまず発がん性が認められています。
その他の2つは赤身肉を加熱したり、加工したり際にどうしても生じてしまう物質です。
統計的に約90万人赤身肉・加工肉の摂取で死んでるみたいですよ
参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23245609/
②飽和脂肪酸過剰
赤身肉には脂質の種類である『飽和脂肪酸』が多く含まれています。
飽和脂肪酸はガイドライン上、1日の総摂取カロリーの中でも割と少なめの摂取を推奨されていますが、1日100gでもスーパーに売ってる豚コマ肉等を食べると摂取量をオーバーしがちです。
動物性食品過剰による高脂肪食は、様々な生活習慣病リスクが生じます。
心血管疾患・脳血管疾患・二型糖尿病などのリスクが上がるとされています。
そして上記①にもある通り発がん性もあります。
日本・アメリカ共に全死亡要因の中でも上位を占めているのは
①がん
②心血管疾患
③脳血管疾患
赤身肉はこれら全てに関わっていますね。
完璧に悪い食品と言い切るには難しいですし適材適所がありますが、
このことを知っておいて損はないでしょう。
まとめ
なるべく鉄の摂取はヘム鉄からではなく、非ヘム鉄からの摂取をベースに考えると良いです。
植物性食品でも鉄を多く含む食材はあります。
特にヘンププロテインはおすすめしていますよ。
それでも貧血がひどいのであれば
赤身肉も1つの選択となるのではないでしょうか!
適材適所ってやつですね!
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