ダイエットを頑張るとき、多くの人は「〇〇までに何キロ痩せる!」と目標を立てますよね。
結婚式の為や夏のバカンス、特別なイベントが控えているときは特に。
でも、もしダイエットを“痩せるためのイベント”のように考えているのなら、その考え方を変える必要があります。
なぜなら、イベントとして一時的に頑張って得た結果は、
同じようにイベントが終われば崩れていくからです。
要は『リバウンドする』ってことです。
では、ダイエットは『一生行わなければならない辛いこと』なのでしょうか?
ダイエットは「一生続くもの」と考えるべき?
「ダイエットが終わったら好きなものを食べるぞ!」
こう考える人は少なくありません。
しかし、ここにリバウンドの大きな落とし穴があります。
一時的に頑張るだけのダイエットは、ほとんどの場合その頑張りが終わったときに元の生活に戻ってしまうのです。
すると体重も元に戻る。当たり前ですよね。
もしくは過度な我慢が生じた場合には、それ以上になってしまうことも…。
だからこそ、ダイエットを期間限定のイベントで終らせるのではなく
“これからの生活習慣の一部”と捉えてほしいんです。
ダイエットの本当のゴールは、「痩せたあともその体型を維持できる」生活習慣の獲得です。
そのためには、無理のない継続できる『オリジナルの健康習慣』を身につける必要があります。
見方によっては『一生ダイエット』かもしれません。
しかしそのダイエットも、普通の生活習慣にまで落とし込むことで『ただの健康習慣』になります。
辛いわけがありません。
続けられる「習慣化」がリバウンドを防ぐ
では、どうすればリバウンドを防ぎ、習慣化することができるのでしょうか?
ポイントを2つお伝えします。
1. 小さな変化を『楽しい』と思えるように努める
「今日から毎日1時間運動しよう!」
「炭水化物を完全にやめる!」
など、極端なルールを作るのは長続きしません。
『少しずつ変化を加え、その変化を楽しむ』ことが大切です。
夜のお菓子を果物に変える
→辛くない!むしろおいしくてこっちの方が好きかも!
好きな音楽を聴きながら週に1回だけ軽いジョギングを始める。
→家の周りにある知らなかったお店探し
栄養や健康の勉強をしてみる。
→へー!そんなに〇〇することが大切だったんだ。試してみよう。
満足感のあるレシピを調べて実践してみる
→意外と安上がりだし、料理って楽しいかも!
無理なく取り入れることができて、そして興味を持つことができるように
『努力を楽しめる形にアレンジ』をできるようにしてみましょう。
2. 結果よりプロセスに目を向ける
「痩せなきゃ…」
「体重が減らない…」
「むしろ生理前で増えた…嫌だ…」
と結果ばかりを追いかけると、モチベーションが続きません。
もし体重に一喜一憂する場合、体重計に乗る回数を減らすのも良いでしょう。
本当は記録の為に、一喜一憂しないでデータ取りをするために使うのが望ましいです。
「昨日より野菜を多く摂れた!」
「今日は歩数が増えた!」など、日々の行動にフォーカスすることで、達成感を感じやすくなります。
小さな成功体験を着実に積んでいきましょう。
一時的に痩せたって、意味ないだろ?
リバウンドしないダイエットの秘訣は、生活の一部として取り入れられる習慣を作ることです。
特別な努力ではなく、日常生活の中に「健康的な選択」を自然に組み込むことができれば、体型をキープするのは
全く難しいことではありません。
最後にもう一度言います。覚えておいてください。
“ダイエットの成功は、体重を減らすことではなく、それを維持できる生活習慣を手に入れること”
焦らず、少しずつ自分に合った方法を見つけていきましょう。それが、リバウンドを防ぐ唯一の方法です。
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